引き続き気団マジック!です。


前回のエントリーで提示した三つの必要なもののうち、今回から「①金銭的余裕」を三回に分けてお話ししたいと思います。
第1回目の今回は「収入の取り分を決めよう」というテーマです。


当たり前ですが家族を養っている既婚者プレイヤーには仕事があり、それに応じた収入があります。


夫婦共働きにせよ奥さんが専業主婦にせよその収入の中でいろいろやり繰りをして我が家の運営をしていかねばなりません。毎月家賃(又は住宅ローン)・光熱費・上下水道代・食費・子供の学費・被服費に外食費用等様々な出費が家計上にスタックし、季節や節目毎のイベントでも支出は避けられません。


一方、我々がマジックを楽しみ続けるのにもお金が必要です。
パック代に始まり大会参加費・遠征やGP等参加に伴う交通費・マジック仲間との交際費等々、ネット通販でシングルカードを購入するならその費用も必要となります。


今回の気団マジック!で取り上げる対象の既婚者プレイヤーの多くは「お小遣い」という形で収入の一部を受け取り、その中からマジック費用を捻出していると思われます。私自身も月々いくらという形で受け取り、その中でマジックに費やしている一人です。


お小遣い制は配偶者が家計を管理している場合に多い制度で、一度配偶者に預けた収入の中から決まった額を受け取るというものです。つまりイニシアチブは配偶者にあり、支給額を変更しようとした場合必ず配偶者との交渉が発生します。
家庭によってはトラブルの原因となり、家庭不和の一因にもなる可能性もあり、
揉めるぐらいならそのままでいいということもあるでしょう。


しかし考えてみてください。現状を維持した場合年収がいくら上がっても自分の手元に入ってくるお金は毎年同じままです。社会や家庭における責任が増しても使えるお金が増えないのではモチベーションは上がりません。


もちろん全ての人がそうであるとは限りませんが、増えた分だけ趣味であるマジックに使えるお金が増えればマジック生活は充実し、その分仕事にも張り合いが出てくるのではないかと私は考えます。


そこで私が提案するのは「収入の取り分を決めよう」ということです。特におすすめしたいのが「年収の○%を取り分にする」というやり方です。


この方式のメリットは「年収が増加した場合、必ず自分の取り分は増える」という点です。一般的な会社員の場合、いきなり昇給しなくなることは稀だと思うので年々ほぼ確実に自分の取り分が増えていくことになります。


とはいえ月々の取り分を増やしたが故に家計を圧迫してしまっては配偶者からのクレームは免れないので、「月々の取り分(12ヶ月分)+賞与(年2回等)」で調整するのが望ましいでしょう。イメージとしては今までのお小遣いに追加して賞与からも取り分が増える感じになります。


デメリットとしては「残業代やボーナスの減少で年収が下がった場合に取り分が下がる」点ですが、前述のやり方であれば精々賞与分が目減りする程度で月々の取り分まではなくなることはないと思います。


最大のポイントは配偶者と家計を確認しながら取り分の割合の落としどころを探る点だと思います。いくら熱意を伝えても数字が伴わなければ理解を得るのは難しいので、月々の支出を確認しつつ相手が納得する落としどころを探してください。ちなみに我が家では5%が私の取り分となっており、このシステムを採用したことにより今の相棒であるモダンジャンドを組むことに成功しました。


マジックに使える金額は人それぞれ異なりますが、その中でもできる限りマジックを楽しみたいものですね。


次回に続きます。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索